カッパドキア
8月3日(月)
バスは途中2回止まって6時10分ころギョレメに着いた。眠れたような、眠れなかったような。オトガルでツアーの人がピックアップしてくれてオフィスで待つ。早くホテルに入りたいのに、9時にならないとだめらしい。待つ時間が多い。このYAMA
TOURにはイスタンブールからの3人と、アンタルヤから来た1人の計4人の一人旅日本人が待つ。みんなそれぞれだなぁ、と突然思った。いろんな意味で。自分も含めて。
ここギョレメはハエが多い。岩山ってことなのか、エアーズロックもハエが多かったなぁ。今はとにかくシャワー浴びて朝ご飯食べて着替えたい。早くしてよ〜、の気分。9時にやっとホテルに入ることができて、その日のツアーが9時半だったので大慌てで仕度して出発。このツアーは14人中12人が日本人。何台かの車が出発していたので、日本人ばかりを集めたんだと思う。でも英語のツアー。いろんな個性的な人が集まってるので、カッパドキア観光以外でも人間観察もおもしろい。マレーシアの乗り継ぎの時見かけた3人組も一緒だった。ミニバスで4時半くらいまであちこちまわった。カッパドキアって奇岩がいっぱいの広々したところ。場所によって雰囲気は違う。青空に白い石が輝いてる感じ。
夕方はサンセットツアーに連れて行ってもらった。カッパドキアの不思議な岩山に日が沈む。月面にいるみたいな気分。月には行ったことないけど。たぶんそんな感じ。だと思う。
8月4日(火)
カッパドキア2日目、今日はちょっとハードなツアー。期待していたデリンクユ地下都市にも行けた。せまーい所で地下7階くらいまであるらしい。せまい入り口を入る時、心臓がばくばくした。閉所ってちょっと恐怖。中は涼しくて外の暑さを忘れる。いろんな目的を持った小部屋があったり、本当に生活していたんだなぁと実感。
今日のツアーには昨日一緒だった人たちもいる。高校の国語の先生、ロンドンに行く高校の英語の先生、関西の兄ちゃん、神奈川の学生。今日から参加したのは、看護学生2人組、エジプトでアラビア語習ってる女性とその友達、熊本の高校の先生、くらいかな。みんなきっとガイドさんの説明を理解できてるんだろうなぁ、と思うと「英語勉強しなくては・・・」と強く思う。
ウフララ渓谷の1時間ちょっとのハイキングはとても大変だった。ゆっくり景色を見ながらという感じでもなく、足元に注意しつつただひたすら歩く。暑いので、空気が気持ちいいハイキングとは程遠かった。着いたところで飲んだ水が最高においしかった。ツアーで会った人たちといろんな話をする。なんかこういう時ってお互いのこれまでの旅の事を話すことが多いんだけど、日本での仕事の事なんかちょこっと話す。こういう時って自分の仕事の説明がうまくできない。説明できないってことは、大した仕事してないってことなんだろうな、と。時々英語で話してて仕事の説明をしなくちゃいけない時、本当に困る。あたしの仕事って何?今回の旅は夏休みだからか、先生してる人に多く会う。最近の高校生は、なんて話をしてもらって異業種コミュニケーションって感じ。
ツアーの後オフィスに寄って、明日のバスチケットを受け取りたいと言ったら、なんかごちゃごちゃ言って待たされた挙句、明日の朝来い、ということになってちょっとムッ。なんだよ〜。とっても疲れてるのに。
明日何しようか決めてない。イスタンブールに戻ってからのことも考えなくちゃ。日本にいる時以上にめんどーな事が多いような・・・。さっさと寝る。
8月5日(水)
今日は何も決めてない。今朝の朝食は、オリーブ・きゅうり・トマト・クリームチーズと春巻みたいなもの。ガイドブックによると“シガラ・ボレイ”というものらしい。中にチーズとパセリが入ってて、ユフカ(という春巻の皮みたいなの)で巻いたもの。初めて食べた。味は普通、かな。
バスは19時45分なのでそれまで今日1日何しようかと考えて、午後はスク−タ−借りてまわってみることにした。4時間くらい借りれば結構回れそう。不安なのは方向がまったく分からないこと。ちゃんと戻って来れるか。日本でも乗ったことがないので乗れるのかな。
スクーターで走るのは風を切ってとっても気持ちよかった。方向はさっぱりわからなかったけど、所どころにある標識を確認しながら適当にまわって何とか無事戻ることができた。方向がわからない時は太陽の位置で方角を確認するってのがいつもの方法。
でも不安的中なことが一つ。大変なことが起こった。スクーターでころんだ。ころんで痛いうえスクーターの修理代も払わされた(2750円)。どこを修理するの?ってくらいなのに。お金払うことはやじゃないけど、急に態度が変わったYAMA
TOURの人と険悪な雰囲気になっちゃってそれがやな気分になった。どうしよう・・と思ってた時イスタンブールの旅行会社の日本語しゃべれる人に助けてもらった。いろいろ話せてよかった。思わず泣いてしまった。その後、そのトルコ人と、その彼と一緒に旅行をしている日本人の学生(実家がお寺なんだけど映画作りたいと思ってる学生さん)と静岡の看護学校の女の子2人組と関西出身の人6人で夕食をとった。おいしかったし何か優しくもらって嬉しかった。
スクーターで砂利道を走ってて止まる時思いっきり転んだ。その時通りがかりの車がすーっと止まってトルコ人のおじさんが降りてきた。ころんだ一部始終を見られてたらしい。トルコ語がまったくわからない私にトルコ語で「大丈夫?」(たぶん)と心配そうに話し掛けてくれて、スクーターを起こしてくれた。転んだ恥ずかしさもあって、笑って「大丈夫大丈夫」って言ってたけど、そんな親切に触れて思わず涙が出てきてしまった。おじさんは怪我が痛くて泣いてるのかと思ってますます心配してくれちゃって。私は嬉しくて泣いてるんだけど。意思疎通はできないけど、「ありがとう」だけトルコ語で言っておじさんに見送ってもらって再出発。走りながらも涙が止まらなかった。なんか久々大泣きした。
イスタンブール行きのバスに乗ろうとしてた時、看護学生2人組が見送ってくれた。それだけなんだけどすごく嬉しかった。
一人で旅行していても一人じゃないんだよね。いろんなところで助けられてる気がする。