再びイスタンブール
8月6日(木)
深夜バスはイスタンブールのオトガルに着いた。メトロとトラムを乗り継いでホテルまで来たんだけど、まだ開いていないので外で待つ。ホテルは前と同じ。この前チェックアウトする時に予約をしておいた。日陰にいればまだ大丈夫だけど、日が出てくると外はつらい。朝早いと声を掛けてくるトルコ人もいないのでゆっくりできる。昨日ギョレメからイスタンブールに戻るのは日本人は一人っきりだった。アンタルヤに行く人が多くてちょっとさみしかった。アンタルヤにいっちゃおうかなぁって思ったりして。スクーターで転んで怪我した手も痛い。
ホテルに8時半くらいに行ったらまだチェックインはできず荷物だけ預かってもらった。シャワーしたいのに、しかたないのでトプカプ宮殿の観光から。9時半からのハレムのツアーに参加してあとはぶらぶら。昨日から着てる服なのでなんか自分でもやだ。宮殿の中ではコーラも高かった。観光地値段はどこでもいっしょ。
12時にチェックインできてシャワーを浴びて念願の洗濯をした。シャワー浴びる時気づいたんだけど、足にはけっこうな怪我をしてた。すごいアザ。擦り傷は手とひざとひじ。痛いわけだ・・・。
ホテルから歩いてエミノニュに行ってクルーズ船に乗る。13時35分発の船。船はとくに混んでるわけではないので、船内をふらふら移動しつつ眠いんだけど眠れないので、ぼーっとする。風がものすごく気持ちよくていいんだけど、コンタクトが飛びそう。サングラスしててもそれさえも飛びそうな勢い。船の中は物売りが行き来しててヨーグルトを買って食べてみた。ひとりだとあんまりお腹すかないとちゃんと食事をしなくなっちゃう。だから今日は、バスでもらったケーキとコーラと水とヨーグルトだけ。やせられればラッキー。2時間近いクルーズでアナドル・カヴァウに着いた。20分歩いて高台にのぼってボスポラス海峡と黒海を一望できるところまで行ってみた。船では風でとっても涼しかったのに、急なのぼり道で汗だく。あと海風のせいか顔や体がべたべたしてる感じ。ここでもコンタクトとびそうだし。それでもやっぱり高い所からの眺めは最高。この海は遠くどこまで続くんだろ。
下りてきてから、念願のサバサンドを食べた。塩とレモンがきいていておいしかった。ん〜これでお醤油があればベストなんだけど。
この前のじゅうたん屋さんに行く約束してたけど、今日は行かないで、ブルーモスクとアヤソフィアの間にある公園のところで人間観察しつつ、ぼーっとする。相変わらず日本語で話し掛けられてやな気分にもなるけど、すっかり無視することに慣れて来た。今日のイスタンブールは風があって気持ちいい。ちょっと歩いたりすると汗かくけど。
夜8時半くらいでもまだ明るいので人がたくさん歩いてる。とうもろこしやさんでとうもろこしを買って食べる。日本のと同じ味だった。塩かけてくれたけど、やっぱりお醤油かなぁ。モスクからはお祈りの声が聞こえてくる。いい雰囲気。
トラムでスリにあいそうになってから、とーーーーーーても警戒しちゃう。今朝のメトロはまだよかったんだけど、トラムは最悪怖かった。キョロキョロしてたらおじさんが英語で話し掛けてきて「3つめで乗換えなさい」と教えてくれた。これは親切なんだと思うけど、おじさんが降りた後、まわり中から見られてるような感じがして、すごく怖かった。「こわいよ〜」と日本語でつぶやいて乗ってた。変なガイジンだったと思う。大きな荷物持ってたから余計動きが取れずビクビクだった。道歩いててもみーーーんなスリに見えてバッグを手でおさえつつ後ろに人がいるとわざとゆっくり歩いて抜いてもらったり、とにかく緊張しまくり。こんなにびくついたのは、ナイロビ以来かな。
8月7日(金)
今日が最後、思い残すことなく歩き回ろうと思ったけど、少々疲れ気味。まずブルーモスク。確かに立派なモスクだった。今日は金曜日なのでお祈りの時みんなモスクに集まるみたい。道を歩いているとモスクまで行かないで道端でお祈りしている人もいっぱいいた。宗教のことはまったくわからないので、不思議な感じがする。
ブルーモスクから、この前のじゅうたん屋さんに行こうと思って歩いていたら、あのじゅうたん屋さんに会った。日本語は無視して歩くことにしていたんだけど、ふと振り向いたらその絨毯やだった。あらっ、と思って一緒にお店まで行ったら、尚美さんもいたので、チャイを飲みつつ休憩。ハマムに行きたいんだ、と言ったら近いところでわりといい感じの所を教えてもらった。歩いて行ける所だったので行ってみる。マッサージつきを頼む。初めてなのでどうしたらいいのかわからない。ハマムの中は真ん中に大きな大理石(風な?)があってその上でごろごろ横になっていると、その石が熱いので蒸し蒸し状態になってくる。私の他にお客さんは2人いる。なかなかおばちゃんが来てくれないので「どうしたのかしらねぇ」なんてちょっとだけ世間話をしつつ40分以上待った。おもむろにおばちゃん登場。その石の上でごしごし洗われる。もののように。スクーターで転んだところが痛い。頭をばさっ〜と洗われた時は息ができないかと思ってびっくり。そろそろ立ちくらみして倒れそう、、、というところで出てきた。なんか旅の垢がとれたいい気分。
いったんじゅうたん屋に戻ってハマム体験を話した後、新市街まで行った。今日はトラム、チュネル、市電(みたいなもの)を乗り継いでタキシムまで行ってみる。そこから20分くらい歩いたところに軍事博物館があってそこの中で3時からコンサートがあるというのでそれを見に行く。3時からのには間に合わなかったんだけど。次が3時40分ということでしばらく中を見学したりして待つ。このコンサートとってもおもしろくて良かった。オスマン時代の軍隊らしく、みんな髭をつけて行進して登場。円形になってラッパと太鼓と声。20分くらい。このホールはトルコには珍しくエアコンもきいていた。このコンサートわりと有名みたいで(私は「地球の歩き方」で知った)、観光客で席がほとんどうまってた感じ。
帰りにエジプシャンバザールを通って再びトラムに乗りじゅうたん屋に戻る。日本人の学生がひとり来ていて一緒に話した。HISに就職が決まっているんだけど、もっといろんな夢がある人で話を聞いているだけで楽しかった。こういう人って結構実現させちゃうんだろうな、と思う。夕食を一緒にとる。ほうれん草のはさまったクレープとチキンカバブ。1,100,000リラ也。やっとトルコのお金の計算に慣れて来たのに、明日は帰国。帰ればまたお仕事が始まる現実。
8月8日(土)
きのうは何だか眠れなかったのに、朝早く目が覚めてしまった。外もすごくうるさい。8時過ぎにエジプシャンバザールに行ってみる。どこで飲んでもおいしかったいチャイのアップルのやつを買った。いくつかのお店で100gづつ買ってお土産にした。朝から今日も暑い。このわずかな時間だけでTシャツは汗びっしょり。ホテルで朝食とって11時のピックアップを待つ。空港までのバス、予約したけどちゃんと来てくれるのかちょっと心配。待ってる時間にドンドルマを食べる。(ソフトクリームなんだけど、すごく粘着力があるクリーム)ちょっとお腹の調子が悪いんだけど、アイスを噛み切る食感は良かった。まぁ、こんなもん?かな。
ほぼ11時にミニバスがきてくれて何ヶ所か他のホテルでピックアップしつつ11時半には空港に到着。無事にすぐチェックインができて重い荷物を持ちつつ買い物(今回の荷物は機内持込サイズ)。でも空港の中のお店はやたらに値段が高い。とりあえずテレカを買って家に電話してみる。こんな遠くにいて聞きなれた日本の呼び出し音の後、安心の声を聞く。電話は世界中つながってるんだなぁ、と妙に感心。
ドバイで止まる。イスタンブールから4時間くらい。今回は降りずに機内で待つ。お掃除の人とかいっぱい入ってきてお仕事してた。寝たふり。席のまわりはマレーシアでトルコにくる時一緒の飛行機だった台湾のツアーの人みたい。となりにいた「先生」もちょっと前に座ってた。クアラルンプールまで7時間半くらいかな。その先も長いんだけど・・・。
クアラルンプール時間7時に着く。機内ではほとんど爆睡。行く時から読んでいた本がやっと1冊読み終わったくらい。成田行きは9時20分なので、行く時ほど待たなくてすむ。まだこれから2箇所に寄って成田なので、10時間くらいかかる。まだまだ帰ってきたな、という気持ちにはなれず。
2時間半でクチンに着く。まだまだマレーシア。あと8時間。となりの席の人は感じの良い人だけど、すごくおしゃべり好きな人でちょっと疲れる。話ながら、うとうとしてる私。
ちょっとしてコタキナバルに着く。ここでも1時間待つ。クアラルンプールを出てから4時間半、ここから5時間くらいで成田かな。ちょっとづつゴールが近づいている。・・・・遠い。妙な達成感はあるものの、もうマレーシア航空でヨーロッパはやめよぅと思う。