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上海路地裏散策 その2

豫園のまわりからちょっと離れていきつつ散策。
古い街並みと、そこを取り壊して高層の建物の建築ラッシュっぽい。
マンションは高層どこじゃなくって超超高層。耐震構造は大丈夫か?中国って地震があんまりないのかなぁ。

どこ歩いてるんだかわかんなくなっちゃったけど、だんだん民家のある裏道へ入っていってしまった。
庶民的な通りっていうか、長屋風な家だったり、ホントに人住んでるのって家だったり、大変失礼ながら覗き込みつつお散歩。どこのおうちも、道にはみ出して洗濯物がいっぱい干されてる。
道ばたで遊んでる子供たちは、私が子供の頃よりもさらに昔の感じ。

路地裏  

↑向こうに見える高層マンションとは全く違う世界

洗濯物 

この洗濯物はどこのうちのものなんだろー。
こんな高い場所の洗濯物はどうやって干してどうやって取り込むんだろう。

ある場所でしばし立ち止まり、洗濯物を見上げていたら、こんな場面に遭遇。

洗濯物を取り込む人 

↑伸び縮みする棒で洗濯物を取り込むみたい。

お魚屋さん。

魚屋

値段とかはわからないけど、新鮮な感じだけど、あまり衛生的では・・・。
お魚のぞいたりしてぶらぶら歩いてたら、怖い顔した中国人と取り巻くやじうま。
内容はまーったくわからないけど、喧嘩してるみたい。そういえば、豫園の近くでも(たぶん)車をぶつけたとかぶつけないとかで喧嘩してる人たちがいた。激しく言い合うってのが中国人の喧嘩なんでしょうか。

喧嘩する中国人

一番左の女性と三番目の男性が言い合い。
その野次馬で見てた自転車の男性と、右にいるニット帽かぶった爺さんが喧嘩を始めた。自転車をうしろに下げたらぶつかったとかそういうことっぽいけど、そんな激しく言い合うことでもないような気がする。

ある一角をうろうろ歩き回ってただけで、気づくと豫園の方に戻ってきてた。
お茶して一服して、さてどうしようかなぁ。高いとこから上海の街を見下ろそうと、浦東に行ってみたかったけど地下鉄しかないのかなぁとガイドブック見てたら船で渡れるらしいってこと発見。
船ってどんなの?ってわかんなかったけど、「船着場」って書かれてるとこに向かってみたら、そこは庶民の足である渡し船。

船着場

料金わからずさりげなーく1元を差し出したらお釣りがきた。5角(約8円)って安すぎ。
徒歩の人と、自転車、バイクでそのまま乗り込む人で船はいっぱい。ほんの数分で対岸に到着。

浦東は景色がいっぺんのビジネス街。
まだ開発途中みたい。(もともとは湿地帯だったらしい)
更地も多くて、建ってるのは高層のホテル、オフィスビルなど。建設中の建物もいっぱい。
とりあえず東方明珠塔目指して歩く。東方明珠塔は近づくとカメラにおさまらないくらいに高かった。塔にのぼる値段も階によって違うんだけど、最上階までは100元と高くて、どうしよっかなぁ。
もう一箇所、グランドハイアットホテルが入ってるシルバーメタリックに輝くビルも88階が展望室になってるので、そっちに行ってみる。近いかなと思ったんだけど、建物そのものが大きいんで距離感つかめず結構遠かった。
ここは50元。エレベーターで88階まであっという間。

88エレベータ

もやってるんで景色はいまいちだけど、高さは十分。暗くなってきてだんだんライトアップが輝き始めてきた。

88からの眺め

すぐ隣はたぶん森ビルが建築中のビルだと思う(上海ヒルズって名前にしようとしてたやつ?)
展望室で360度見渡せて、中央からは吹き抜けになってる階下(54階)までが見下ろせる。
高いとこダメな人は無理かもっていう眺め。私は高いとこダメってわけじゃないんだけど、のぞいて写真撮ってるうちに、吸い込まれて落ちちゃいそうな気分になって怖かった。

吹き抜け 写真だと臨場感伝わらないけど。

疲れてきたんで、そろそろ夕食。
と思っても一人だし、中華の円卓かこめないし(泣)、とりあえず地下鉄で人民広場あたりまで。
いちおうここあたりどうかな、って思ってたお店に行ってみたけど、下調べした情報とはちょっと雰囲気が違って、入ったもののすぐ出てくる。高そうなんだもん。
次の候補のところへ。『王宝和酒家』
蟹専門店ってことだけど、ひとりではそれほどちゃんと食べるって気にもなれず。
広いお店っぽいけど、通されたのはテーブル3卓の部屋(個室)。もう一組は中国人(と思われる)若い3人組。点心とスープと飲み物って感じで注文してたんで、私もビジネスマンのランチ風に適当に軽く頼んで夕食。メニューには日本語もあった。
後から入ってきた一組は日本人男性3人組。社員旅行だかなんだかで年齢層ばらばら。ひとりで食べてる女を日本人とわかってなかったのか、大声で話してる内容ってのが、中国人をバカにしたような話だったり、愛人の話とかそんなんばっか。全部理解できちゃうわけで、かなーりやな感じ。気分悪くなり早々に席を立つ。席でお金払って、お店の人に思いっきり「ごちそうさまー」と日本語で言って立ち去ってみたけど、その男三人組は気づいたかな?!

こっからまた南京東路のネオンの中を歩いて帰る。何だか眠くなってきたー。

ホテルに戻り荷物だけ置いて、ホテルの屋上にあがってみる。
外灘の夜景、浦東のライトアップもキレイ。
下におりてってそこでも夜景を見る。寒い中、観光客の人がいっぱい。

  

何だこの入口は?と思ったら観光隧道の入口のイルミネーション。びっくりするくらいド派手!
乗ってみようっかなぁと思ったけど、疲れてたんでやめ。

さっさとお部屋に戻って、ゆったりお風呂に入って、なーんにもしないで寝る。
これが旅の醍醐味!?

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