5月7日(日)
隣の部屋には22時過ぎにドイツ人カップルらしき二人が泊まったみたい。22時半ごろ港の方で花火の音がしたけど、出て行ってみる気になれず。
すっかり旅の怠けモード全開。
6時前から目が覚めちゃったけど、アラーム音確認してから起床。おなかすいた。
部屋を出るちょっと前に雨が降り出してきた。昨日も降ってたしスプリットって雨が多いのかな。
7時には部屋を出てバスターミナルへ。8時のバスのチケット購入。
朝食。あったかいものが食べたかったので、ハンバーガーやさん。セットでコーラ付き。コーラなんて年に一度くらいしか飲まないから今年分はこれでおしまい。
ハンバーガーのパンは堅くて歯ごたえがあって美味しかった。
それにしても高いなぁ。クロアチアの物価は東京並みっていうか、それより高いかも。
バスは8時出発。アドリア海はすごくキレイ。濃紺で深い色。バスの座席はないので、右側に座るとよく見える。沿岸はSOBEがたくさんあって、夏は避暑地、リゾート客でいっぱいになりそう。
海沿いは針葉樹?松の木っぽいのが続いてて、あれ?熱海?って雰囲気だけど海の色が違いすぎ。

ボスニア・ヘルツェゴビナを通過するときは、パスポートチェックがあった。中で休憩時間もとられたけど、あっという間の距離で通過。
12時40分ごろパスターミナルに着いた。ここでは期待通りSOBEおばちゃんがいっぱい。
その中のごっついおばさんにすぐ目をつけられ、お客の奪い合いかと思いきや、そんなことはなく、そのおばさんが独占交渉権を得て?私と交渉。
場所聞いて、値段聞いて、まあいいかってんで車で連れて行かれた。日本人をよく泊めてるらしく、一昨日も女性2人を泊めたとのこと。
車中、旧市街の行き方とか、船のチケットの買い方、スーパーの場所とかを教えてもらう。
アメリカの大統領が今来てるんだよ!って言ってたけどホント?
お部屋は居間を通り抜けて行く。おじいさんがテレビ見てた。部屋はまあこんなもんかなぁって感じ。ベッドが二つにソファーベッドが入ってるもんだから、広いんだけど狭い。テーブルとかなくて不便そうだけど、ベッドの上を広々使えちゃう。
とりあえず昨日出来なかった洗濯をしてから出発。
居間にいるおじいさんはクロアチア語オンリーのようなので、お話はできなかったけど、「行ってきまーす」と言うと、キャンディを持ってていいよ!って差し出してくれた。これ以後、居間を通るたびにキャンディをいただいて、それが唯一のコミュニケーション。
旧市街まではまっすぐ歩いて15分とのこと。
歩いてくとだんだん車が渋滞してきてる。渋滞っていうより道路を封鎖されて止められてる。信号も点滅状態。おまわりさんがいたので、歩いていける?と聞いたらOKとのこと。
何だろう、と思ったら、空にはヘリコプター、封鎖された道路が合流する道をパトカーやらの長い車列。真ん中へんに星条旗つけた黒塗りの車。その後ろにはSTAFFやPRESSのワンボックスカーがぞろぞろ。アメリカ大統領(実は副大統領だけど、このときはブッシュさんかと思ってた)が来てるってのはホントだったみたい。
要塞が見えてきた。城壁にぶつかる。ピレ門のところには人がいっぱい。観光が終わったあとの待ち合わせ場所になってるらしく、バス待ちの観光客が大勢群がってる。ドイツ人が多そう。みんなお年寄り。
まずは城壁にのぼる。50クーナもかかる。
高いところからアドリア海を見下ろすと、その碧さが輝いてた。旧市街はオレンジ色の屋根がぎっしりと並んで、それもまたきれい。
城壁歩いてると街の普通の人たちの生活を覗き見ることになるんだけど、すごくのんびりしてる。下に下りて歩くと迷路みたいに細い路地がいっぱいで、行き止まりになったりして、なかなか思うように歩けない。でもこういうのってわくわくして楽しい。

おなかがすいたのでランチ。すでに16時過ぎ。海沿いのお店のテラスに座る。grilled
squidsにしたら、スプリットで食べたのと同様これまた量が少ない。けどこれもパンにつけると美味しくてたくさん食べた。ニンニクのにおいも悪くない。ひとりだし。
日陰になると寒くてセーター着るけど、日が射すとTシャツでOKという気候。しかしいつもながらおじさんもおばさんも欧米人はなぜに薄着?私が3枚重ねしてそれでも寒いかも、と思ってるのに素足にTシャツ・・・信じられん。
夕方(と言ってもまだまだ明るい)ピレ門入口の噴水のところでまったりしていたら、日本人ツアーご一行様がやってきた。他の国の人もツアー客はいっぱいいるんだけど、日本人団体ってみんな小さくで小走りな忙しそうな感じで目立つ。
クロアチアはまだまだ日本人にはメジャーじゃないのかな。個人で歩いてる人にもめったに会わないし、ツアーもあんまり見ないし。
まったりするのも疲れてきたので、港まで歩いてみることにした。うまくいけばバーリ行きの船のチケットが買えるかな、と思って。着いたときは19時。チケット窓口は19時半からってことだったんで、あきらめて暗くなる前に宿に戻ろうと歩き始めたんだけど、道がいまひとつわからない。しばらく迷いながら細い横道歩いたりして、行き過ぎて戻ったり、、、そのうち目印のパン屋さん見つけてほっとする。パン買って無事宿へ戻れた。
宿ではお父さんお料理中。
クロアチア語で何て言えばいいのかわからないので「ただいま〜!」
5月8日(月)
今日も1日ドブロブニク。
1日が長くなってしまうので、朝ゆっくりめ。隣の部屋の人とは一度も会ってないけど、何者だろ?
9時に出発。出かけるときお父さんがいつものようにアメ玉をくれた。「いってきまーす!」
まずは港のヤドロリニアでフェリーチケットを買う。買おうと思ってたクラスは売り切れで、その上のクラスにした。1万円ちょっと。移動と宿を兼ねてるので多少高くても仕方ない。
今日はゆっくりたっぷり時間があるのでスルジ山へのぼってみるか、と歩き出してはみたけど、登り坂きつく汗だくになりそうなのでやめて旧市街へ。
昨日目をつけてた断崖絶壁にあるカフェで海を見ながらのんびり。
コーラ。年に1度くらいしか飲まないはずなのに、二日続けて飲んでる。すっきり青空には何となくコーラ。
同じ人間なのに、何でしゃべる言葉が違うんだろう、と突然思う。今まわりは英語がいっぱい。

またぶらぶらしてランチ。スパゲッティが食べたかったのでメニュー見つつあちこちのレストランを覗き見。
ピレ門近くのLocanda。路地にテーブル出してるので暗いけど、ありがちなシーフードスパゲッティを食べたかったので、ここにする。ムール貝、アサリで味も良く美味しいんだけど、カニ棒はいらないんだけどなぁ。量は適量。
ビール飲んでまったり。ビールはお店によって10〜20knとばらばら。
旧港のとこでボートに乗りたいと思ったんだけど、どっかの島に行く往復の船ばっかりみたい。どこに行って何ができるのかもわかんなかったので、1時間のグラスボートにした。14時出発。それまでベンチでボーっと。何だかボーっとしてばっかりだなぁと思うけど、まわり中もホントにボーっとしてる人が多くて、これもいいんだな、って思える。平和な感じ。
ボートは20名くらい。日本人夫妻も1組。グラスボートと言っても、覗いてもあんまり魚はいない。透明度はすばらしいので、汚れたガラス越しじゃなくて、外を眺めたほうが良く見える。海の底まで見えるんじゃないかってくらい。
遠く海から見る旧市街もまた美しい。

せまい旧市街。いろんなお店をのぞきつつ何度同じ道歩いてるかなぁって感じなんだけど、一本入ったとこにある「Bacan」に行ってみる。「地球の歩き方」にも載ってる、変な日本語をしゃべるおじさんのお店。めちゃくちゃハイテンション。
この会話成立してるのかなーと思いつつ刺繍を見せてもらってどうでもいい話をしてたら、途中で老夫婦が入ってきた。英語で話し始めたけど、奥さんポーランド人、旦那さんハンガリー人でロンドンに住んでるとのこと。日本人です、と言ったら「おーーー孫が日本にいる!」だって。
そしたらBacanのおじさん、「じゃあー、あなたばあちゃんね!お店の名前もばあちゃん」となんともワールドワイドな会話。
どこまでわかってんだか。
このおばあちゃんもハイテンションでしゃべりまくり。どっからそういう話になったかわからないけど、「言葉も文化もいろいろあっていいのよ!」みたいな話になって、英語についていけずひとり「confuse」とつぶやいてみた。
おばあちゃんに、「クロアチアにはどれくらいいるの?」と聞かれ、「明日にはバーリに行く」と答えたら、バーリをドバイと聞き違えたらしく、「ドバイに娘が住んでるのー」とまたテンション高く話し始めた。
「ドバイじゃなくて、バーリ。イタリア」と口を挟むまで語り続けてる。その間おじいちゃんニコニコして待つ。
いやはや、クロアチア人、ポーランド人、ハンガリー人、日本人、の4人が誰も母国語ではない英語でしばし話すってのがなんとも楽しい。
世界って広いんだけど、せまい。こんな感じにみんな話せば仲良くなれるのになー、なんてお気楽極楽なこと思ってた。
で、「Bacan」ではクロスを3枚購入。少しだけディスカウントしてもらったけど、それでも高いよなー。
支払いの時お財布見てちょっとドキっ!もっとお金あると思ってたのに、予想外にない。すられた?とあせって、お店出て座って確認。昨日はSOBEの支払いをキャッシュでできるくらい余ってると思ったのに、すでにのこり300knちょっと。
でも計算すると合ってた。とにかく食費が高くついちゃうんで1日1万円くらいかかってる。
夕食のレストラン探す。時間が早いんで、お店の人が外へ出て熱心に客引き。船長の格好をしてるお兄さんに、そのまま引かれてテラス席に座る。
Welcome to my boat!と呼び込みしてる「CAPTAIN」というお店。
私が食事してる間もずっと呼び込みしてたけど、さっぱりお客さんは入らず。観光地のレストラン競争は厳しいみたい。
SOBEに帰る。今日はおばちゃんもいたんで、そこでお部屋代をEUROで支払い。
「Japanese Boyを見つけたわ!」とやっぱりお隣の部屋は日本人が泊まってたみたい。
今日も歩き続けて疲れてて、ごろごろしてたら不覚にも眠ってしまった。

なんかこわい噴水。
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