成田〜アムステルダム

大学の卒業旅行でヨーロッパを旅行をした。当時はネットも今ほど普及していなくて、事前に旅先の情報を収集したり、行った人の経験談なんかを知ることもできず、ガイドブック1冊持った今思えばかなり無謀な旅行だった。でも逆に先入観を持たず知らない国に行ける、そんな時代でした。(すげー大昔みたい・・・)
フランス、イタリア、ドイツとかは行ってみたーい!って思ってたけど、ベルギーなんて国、その時はあんまり知らなかったと思う。
旅の途中で会った人から「ベルギーいいよ〜」と言われたのをきっかけに足を踏み入れた。たった3日間、そのうちの1日ブルージュに行った。ガイドブックに載ってたからというそれだけの理由だったと思う。

真冬のブルージュは空気が凍ってた。凍った空気に鐘楼の鐘の音が響いていた。
ひとりで休もうとぼんやりベンチに座った隣には白髪の老夫婦が黙ってずっと座ってた。
どっから来たのかきっとわからなかったであろう私ににっこり笑いかけてくれた。もちろん会話はなかったけど。

「今まで行った中でどこが一番良かった?」という一番難しい質問をされた時に、とりあえず答えてるのが『ベルギー』 別に特別楽しいことがあったわけじゃないけど、なぜか一番心に残ってしまったブルージュにもう一度行きたい、とずっと思っていました。

4月27日(水)

航空券はJAL悟空で手配。いちおうは正規の運賃払った航空券なので、チェックインは1時間前までにすればいいってのが嬉しい。
電車の遅れとかを考えて、それと空港でお仕事中のお友達に会う約束もしていたので、余裕をもって家を出る。
空港ではGWの旅行者で混雑が始まっていてカウンターへ並ぶ列が続いていたんだけど、国際線自動チェックイン機の方は全く人がおらず、そっちに行ってみると、JALのお姉さんが待ち構えていてさっさとチェックインしてくれた。そのまま長い列とは別の入り口からカウンターに入れて、すぐ荷物も預けられた。
最近の航空券は、というか今まで正規に買ったことがなかったからだけど、eチケットといって航空券は電子的に
航空会社が預ってる形になっていて、予約した時にメールで返送されてきたPDFファイルを印刷したものを控えとして持ってるだけといいという、とっても便利になってる。
これでなくす心配もなさそう。

空港では、バッファリン買って(私の必需品、これさえあれば安心!)、両替して、郵便局で用事をすませ、さて、空を飛ぶのがお仕事というお友達に会う。
昼間のパパはちょっと違う〜♪っていうCMあったけど、制服姿のお友達に会うのは初めてで、何だか変な緊張感。
エロおやじな気分で写真撮って〜とおねだりして、ケータイで撮ってもらったりして、しばしご歓談。いつもの出発までのヒマな時間を付き合ってもらって感謝。
お見送りしてもらってゲートに向かったら、ゲートでは出発を待つ人がいっぱい。どうやら満席のようでした。

通路側の席を指定したのだけれど、お隣は50代くらいのご夫婦。
旅慣れていないのか、席のところで荷物のリュックから席に置きたい荷物を取り出したりしてるもんだから、私は席には座れずずっと通路に立ったまま。
席に座ってからも、あっ!あれ忘れた、とか言ってまた席を立ち荷物を取り出したりしてて、私は「ごゆっくりどうぞ〜」とか言いながらもちょっとイライラ。

この飛行機、席に個人用テレビがついていて映画もいっぱい見てしまった。3本。まだ見たい映画が2本あって、帰りに見れればいいんだけどなぁ。
見た映画
@ 理由(宮部みゆき原作のやつ。難しくてワケわかんない)
A ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
B Mr.インクレディブル (面白い!DVDも売れてるらしい)

この個人テレビのコントローラーが電話になっているんだけど、今まで いったい誰がこれ使って電話するのかなぁと思っていたんだけど、今回初めて電話してる人を目撃した。お隣のご夫婦。
乗ってわりとすぐくらいに電話をかけていて、
「今飛行機の中、そう、飛行機の中、スペインに行くんだよ、飛行機だからあんまり長くは喋れないの、また電話するね」
またしばらくして日本の夜くらいの時間に
「まだ飛行機の中、そうスペインに行くのよ、飛行機だから長く喋れないの、まだまだ着かないのよ」
相手は誰?何だかすごく嬉しそうに話ししてるけど、どうでもいい内容っていうか、飛行機から電話するってのがいいみたいね。いくらかかるんだろ。
到着間際にちょっとだけお話したら、10日間のスペインツアーだということ。アムステルダムで乗り換えてマドリッドにいくらしい。この便はイベリア航空とのコードシェア便だった。
スペインは治安が心配って話をしていて、私は「今まであんまり危険な目にあったことはないんですけど、実はマドリッドで・・・」とひったくり未遂にあった話をしたら、二人して目をでっかく見開いてびっくりしてた。
不用意でスキだらけの日本人観光客が多いので、ちょっとだけびびらせてみたわけだけど、これでこのご夫婦はきっと何事もなく帰って来れるでしょう。
いい事した!

定刻よりもちょっと早くアムステルダムに到着。まっさきに降りて行くのはツアーの添乗員さんたち。
さすがにGWでパックツアーもいっぱい催行されているみたい。飛行機を降りたところには添乗員さんたちが何人も待ち構えてた。
わりとすんなり荷物も出てきて、さてここからホテルへどうやって行こうか。
夕方到着なので、もし薄暗くなってたりしてたらホテル直通のシャトルバスにしようかな(高いけど)、と思っていたけど、機内から見たアムステルダムは夕方だっているのに昼間の明るさ。
これなら平気、と電車を使うことにした。案内に従って行くとすぐに駅だった。
自販機もあるんだけどコインしか使えないので窓口で切符購入。オランダは窓口で購入すると手数料が0.5ユーロもかかってもったいないけどしょうがない。
中央駅行きの電車は10分おきくらいに出ているらしく、ホームで待ってたらすぐ来て、中央駅までは20分ほど。
アムステルダム駅はそれほど大きいって感じではなかった。
ヨーロッパの駅って終着駅っていうイメージがある。(行き止まりになってるってこと)ここも15,6番線まであったから広いんだけど、何が私のイメージと違っちゃってるかっていうと、ホームに行くのに階段を上がるってことかも。
そうじゃなくって、改札抜けるとだだっぴろくて天井が高〜くて、ホームがたくさんあって列車が発着してるってのが私のイメージ。
『世界の車窓から』でよく見る風景。

駅に出たらトラムがいっぱい止まってる。1回券だと高くついてしまうので、回数券を買うために駅前のGVBへ。
5番のトラムを見つけて前の扉から乗る。回数券はどうやって刻印するんだろ、と思ってたんだけど、前から乗るときはドライバーさんがハンコを押してくれる。
このトラムがホテル近くまで行くことはわかってても、その停留所でちゃんと降りられるかが心配なので、あえてホテル最寄の停留所が書かれた紙を見せて「ここ行きますか?」と聞く。
すると「行くよ!」と教えてくれるとともに「ねえちゃん、そこ座っときな!」(こんな雰囲気のドライバーさんでした)
一番前の席に座ってたら、降りる停留所が近づいて「次だかんね!」と丁寧に教えてくれた。

ホテルはトラムの停留所からちょっともどって通りを入った閑静な住宅街みたいなところにあった。コロッケの自販機
受付にはお姉さんがいて、名前を言ったらすぐ確認できて、キーを渡された。4階(日本式5階・最上階)の部屋は明るくきれいなお部屋でした。
夜8時近いというのに外は昼間の明るさで、この時期のオランダはとっても日が長く、1日はとっても長い。
機内食をしっかり食べてるのでおなかはすいてないけど、お水とか買っとこうかなと思い、外に出る。
ライチェ広場の方まで歩いて行ってみたら、平日なんだけど、もう仕事も終わった時間だし通りは結構な人出。スーパーとかコンビニみたいなのは見つからず、しかたないので雑貨屋みたいなとこでとりあえず小さいペットボトルを買ったら、これが高かった。1.5ユーロ。
ふらふらしてたら、コロッケの自動販売機があった。自販機といっても道端にあるわけじゃなくて、自販機が並んだお店ってこと。
中にはカウンターもあって、そこでハンバーガーとかポテトなんかは注文をすることもできる。モノは試しとしばらくまわりの人を観察して1ユーロで買ってみる。
種類がいろいろあったけどオランダ語なのでさっぱりわからず、どれでもいいや、と選んだのはカレー味でした。このお店はチェーン店みたいで、その後もあちこちで見かけました。買ってる人がいつもいっぱいいた。

外は全然明るいんだけど、身体はぐったり疲れてるのでホテルに戻る。ちょうどホテルに車で戻ってきた日本人がいた。カメラとか機材をいっぱい持ってるお仕事の人たちで、NHKとか書いてあった。何の取材かな。

9時過ぎてもまだ外は明るいけど、明日からにそなえて早寝。

アムステルダム運河

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