バンコク経由カトマンズ行き

ネパールに行くまで。

日々真面目に働いてる会社員に些細なごほうびとして、有給休暇とは別にリフレッシュ休暇で平日7日の休みが取れる。
っていうか、取れる年になったわけです。
前から行きたかったガラパゴス島を検討したんだけど、一緒に行こうと話していた旅友Mちゃんが体調不良とのことなので、今回は一人でどっか行こうかな、と考え始めたのが9月。
本屋さんで「地球の歩き方」のタイトルをさら〜っと見て目が止まったのは『ネパール』。10月からが乾季でベストシーズンとのこと。
吉川晃司の20周年記念で出した写真集がネパールで撮影してたし、そんなネパールを見てみようっとかる〜く決定!

10月からの航空券の値段が出たところで予約。休みいっぱい使えばもっと長く行けるんだけど、ここのところの体力の無さから全行程10日間で計画。

10月6日(木)

昨晩いつもの旅前のように冷蔵庫の中をからっぽにしようと食いつくしをしたら、何だか気持ち悪くなって夜中に思いっきり吐いてしまった。
熱出そうな感じで体調最悪。家中にある胃薬を荷物に詰め直す。

朝ご飯は梨1個。
朝起きたとき降ってた雨は、家を出るときには止んでた。駅まで徒歩。
ラッシュ時間だったので、始発駅まで戻り空港行きに乗ったけど、これ正解。やっぱり朝の電車は混んでる。

空港に9時着。タイ航空のチェックインカウンタはおじさんおばさんがいっぱい。バンコクってのは年配の旅行者が多いみたい。
満席っぽい。通路側の席をお願いしたら、かなり後ろの席になってしまった。

両替。ここのとこの円安であんまり両替したくなかったけど、ネパールではドル払いができるようなので変えておく。銀行によって若干レートが違うので、せめて一番いいところ。と探して両替した。
「るるぶバリ島」を持った女の子たちがいて、テロなんてこの人たちには関係ないんだなぁって思う。自分だったらどうするだろ。

出国審査激混み。
イミグレーションを通ったあと、前回の旅の時気になってた、Yahoo!ネットカフェに寄ってみる。無料でいい時間つぶしになる。

11時定刻に出発。やっぱ満席。
お隣は年配のご夫婦。おばさん太ってて、テーブル出すとお腹がくっついちゃう。年とってもこうはならないようにしよーとココロに誓った。

機内食は、ウナギとチキンカレーの2種。チキンにしたら、チキンがでかでか入ってて、それはちょっとやだったんだけど、カレーは美味。ビールとワインで気持ちよくなる。
6時間のフライトはちと長い。到着1時間前にアイスクリーム食べて眼が覚めた。

バンコクの入国審査も大混雑。
市内へはエアポートバスで行こうと思ってたのでバス乗り場に行って聞いてみたら、乗りたかったA4ルートのバスはfinishと言われてしまった。
想定外だよ〜┓(´_`)┏ どうしよー。
電車でっていうのもあったけど、駅まで行くのもめんどーになってきたので、タクシーに乗ることにした。タクシーってトラブルありそうでなるべくなら乗りたくないんだけど。
タクシーカウンターがあってそこでチケットをもらって、指定されたタクシーに乗る。エアポートタクシーと行っても、普通のメータータクシーで、降りる時に、メーターにプラスしてエアポートピックアップ料金50B払うことになる。

ドライバーも片言の英語なんだけど、行き先聞かれて「ツインタワーホテル」と言ってもわからなかったらしく、ホテルの予約確認メールを見せた。大丈夫かな〜。
「高速乗る?」と聞かれ「yes」 高速代は別払いなので20B渡す。
ところが、高速の入口を入ってすぐ突然タクシーが止まる。は?っと思ったら、別のタクシーが脇に止まってて、ドライバーさん同士なにやら話したかと思ったら、ビジネスマン二人が乗り込んできた。
彼らのタクシーが動かなくなっちゃったらしく、同乗することに。
ビジネスマン二人はアメリカ人っぽく(聞いちゃいないけど)、仕事でバンコクに住んでて、今はオフィスに向かうのこと。

タイ人ドライバーとは普通に話せるけど、ネイティブイングリッシュはなかなか聞き取れず、「お願い!話し掛けないで!」オーラを出してニッコリするだけ。

彼らのオフィスが近くなったとき、隣に座ってたおじさんが子供に言い聞かすように、「降りるときにメーターに50Bを加えた払うんだよ」と言いつつ、私に300B渡してくれた。その時点でメーター150Bだから多いと思うんだけど、何て言っていいかわからず、「サンキュー」だけ。
ビジネスマン二人を降ろしてから、ドライバーさんがまた「高速乗る?」って聞いてきたけど、もう近いような気がしたから「ノー」
そしたら結構な渋滞だった。

やっと私のホテル着。メーターが180Bくらいだから50B加えても230B。300B渡したらお釣りくれなさそうだったけど、じっと見つめて待ってたら40Bだけくれた。260B、ぼったくりじゃん!と思ったけど、私のお金じゃないしいいか、ってことで。
それにしたって、高速代20Bを引いても、20Bも増えたことになる。
タクシー乗ったら20B増えた!

行きたいレストランに近いってことと口コミで評判悪くなかったので「Twin Towers Hotel」をネットで予約。これが予想外に立派だった。
最初予約サイトで31ドルの部屋を申し込んだけど、満室で取れず36ドルにグレードアップしたら、部屋が広い!
ダブルルームのシングルユース。1泊なのに荷物広げすぎてしまって、明日の荷造りが大変そう。

バンコクの夜景ちょっとだけ休んで、下調べしたレストラン「SOMBOON Seafood」に夕食へ行く。ホテルを出た途端に方向感覚を失い、どっち行っていいかわからなくなってしまい広いホテルの敷地のまわりをぐるーっと一周することになってしまった。暑っ!!

レストランは時間が早かったので、すいてた。外には予約の名前がいっぱい書かれてて、人気店なんだなぁって感じ。
お薦めの「プー・パッ・ポン・カリ−」を頼む。これは蟹カレー卵とじ、みたいな感じ。これにごはんとビール。
何人かでシェアして食べる量だけど、一品しか頼まないのでカレーライスのごとくガツガツ食べて完食。
マイルドな辛さでふわふわしててこりゃあ旨いわ。もっと他のメニューも食べたいけど満腹なので無理。ビールを瓶1本飲んでるし。

でもデザートは別腹。
ネットで調べたデザート屋さん「
Mango Tanngo」へ向かう。
木曜夜だけど、バンコクの繁華街?結構人が多い。
間口の狭いお店だけどすぐ見つかる。メニュー見て 店名にもなってる「MangoTango」を頼む。
これ、マンゴアイス・マンゴプリン・生マンゴの盛り合わせ。
マンゴの季節じゃないけど、美味しかった〜。別腹も満腹。
胃がもたれ気味。

こっからホテルに歩いて戻ろうとしたら、わりと遠かった。20分くらい。
途中からは車の通りはあるけど歩道は暗くなっててちょっと危ない感じなので足早に帰る。
ホテルは日本からのパックツアーでも使われてるみたいだけど、観光するには立地はいまいちかも。

20時過ぎにホテルに戻る。
遠くで雷がなってるかと思ったら、気づいたらすごい雨だった。早く帰ってきてよかった。
ゆったりお風呂に入り、NHK見ながら、横幅の方が広いベッドでのびのーび寝る。
明日っからが旅の本番なんだけど、バンコクも十分充実。

10月7日(金)

5時50分起床。この旅のために買ったG-SHOCKのアラームがちゃんと機能して○。

朝から胃の調子がいまいちな感じ。朝ごはんは軽くすまそうと思う。
朝食はビュッフェでタイ料理とかいろいろあったけど、パンとサラダとオムレツくらいにしとく。グアバジュースが美味しい。
レストランには日本人がいっぱい。

カトマンズ行きのフライトは10時半。ちょっと早いけど7時20分にはチェックアウト。
タクシーを呼んでもらい空港まで。
やっぱタクシーは信用できないってイメージあるけど、ホテルで呼んでくれるタクシーなら大丈夫かな、と思って乗った。
でもいきなり高速乗るなら70バーツって言われた。昨日は20バーツだったじゃん、と思いつつも80バーツ渡したら、高速の入口で40バーツ払う。残り40バーツをそのままにするから、「それ!なんでなんでー?!」って叫んだら、また「ハイウェー」って言う。
はて?と思ったら、また高速の入口があってそこで20バーツ。そして20バーツ返してくれた。
そういうことだったのね・・・疑ってごめんなさい。
ホテルの人は、空港まで40分くらいって言ってたけど、100`以上のスピードで飛ばすもんだから、30分くらいでついてしまった。
メーターは180バーツくらいだったけど、200B渡して Thank You!!  昨日タクシー代浮いたから、金余り状態。

すぐチェックインしてお店をウロウロ。帰りはここで5時間も待たなきゃいけないので下見。
食べるとこあるし、マッサージもあるし、時間はつぶせそう。
朝のこの時間も日本行きのフライトがあるみたいで、これで帰ったらすげーぜいたくな旅だなぁって思った。
『1泊2日 バンコクで蟹カレーたまごとじとマンゴアイスを食べる旅』

9時にはゲート前で待つ。
昨日の成田からの飛行機で一緒だったと思われるおじおばグループもいる。トレッキングするような人たち。
おばさんが多くて、やっぱりどこでもおばさんは元気だ。
ちょっと話しをしたら、13日間のトレッキングだって。
私にはアンビリーバボー。年とっても、私は趣味・登山とかにはならないようにしよう。

そろそろかな〜と思ってたら、ネパール人の女性に話しかけられた。日本語ペラペラ。
日本でネパールレストランをやってる人で、お祭りだから実家に帰るとのことで、日本人のお友達も一緒。
この日本人のお友達・じゅんこさんと帰る日が一緒ということがわかって、ネパール人女性・アルナさんから、ネパールで困ったことがあったら電話してね、と教えてくれた。心強いかも。

カトマンズまでは約3時間。バンコクとの時差1時間15分(日本とは3時間15分)と、何だかハンパな時間。
機内のテレビではなぜか日本の「仮装大賞」をやってる。タイ人だかネパール人だか知らないけど、笑いのポイントが若干違う気もする。
機内食のチーズのカレーがものすごーく美味しかった。

隣のネパールおばさんと少しおしゃべり。ほんのちょっとしか喋ってないのに、しかもちゃんと話せてないので、最後には「困ったことがあったら電話して」と電話番号と名前を書いてくれた。
いやーーーー何をどう信じていいもんなのかぁ、、、旅カンが鈍っててよくわからないけど、このネパールおばさんはきっと本当に親切心からなんだろうなぁと思う。
でも、顔見ながらも会話がしどろもどろなのに、電話は難しいよー。

旅行中ほんと困るのは、これは単に親切なだけなのか、それとも裏に何かたくらみがあると疑うべきなのか・・・迷うとき。
信じて裏切られたことに気づいたら悔しいし悲しいし、何か被害にあったりしたら立ち直れないくらいショックだ。
でも親切なだけの人を疑ってかかってその優しさを受取れないのは寂しいし。
すごく難しい。

カトマンズの空港カトマンズの空港は国際空港なのに、広々した何もないところ。小さいプロペラ機がいくつも停まっていて、国内線で山の方にいくやつだと思う。
タラップを降りて、歩いて建物へ。入国するのにかなり並ぶって聞いてたので少し急ぐ。すでに長い列。
トレッキングするような格好の欧米人が多い。
空港でビザが取れるので、申請用紙と写真を持っていたら、ホッチキス持った係員が写真を止めに歩いてる。
ビザ申請窓口は一個なのに、これまた3人で分業。お金受取る人、申請用紙チェックする人、ビザのシールをパスポートに貼る人。
完全分業だわ。何か効率悪〜い、ってせっかち日本人は思う。
パスポートにいっぱい入国歴があるといちいちチェックされるみたいだけど、わたしは今回新しいパスポートなので、ノーチェック。

荷物もすぐ出て外に出る。と、その前にちょこっとだけ両替したけど、空港内が最悪のレートだった。

1泊だけネットで予約したので、「フジゲストハウス」の人が私の名前を堂々を掲げ迎えに来てくれてた。
予約してたのは私だけだったようで、すぐ車でゲストハウスへ。

チェックインして、少し観光の相談したけど、とりあえず銀行開いてるうちに両替に行きたい、と言ってゲストハウスを出る。
来週はお祭りで祝日なので銀行開いてるのは今日だけ。
そのためか両替待ちの長い列。
街中にある両替屋さんよりもやっぱりレートがよかった。

観光どうしようかなぁとツーリストエリアをうろうろ歩いてたら、旅行会社の客引きがすごい。
目的持って歩いてたわけじゃないので、とりあえず話しを聞いてみようかな最初についていったのが「
Himalayan Scenery」という会社。
モウサムという日本語ペラペラな人がいろいろうまい話をして薦めてくる。
私はとにかくカトマンズでゆっくりしたい、というのに、お祭り期間のカトマンズはつまらないから村へ行
った方がいい、とかトレッキングも5日くらい行った方がいいとか。
非常に怪しげではあるけど、とにかく村には行かない、トレッキングをやっても3日、ナガルコットに行きたい、という事を言うとしぶしぶプランを出してきた。高いよ〜と言うと、うちの会社のガイドはみんな政府の資格を持ってる、トレッキング行く届出を必ず日本大使館に出しているから信用できる会社だということをしきりにアピール。
値段はともかく、安全なことは第一だよな〜(中には信用できないガイドをつけられちゃうこともあるって言うし)とだんだん思ってきて、他の旅行会社でまた最初っから交渉するのも面倒って思えてきて、決めちゃった。
ちょうどその時、日本人留学生の女の子が入ってきて、彼女はネパール語の勉強のためこの旅行会社に出入りしてるらしく、「モウサムは唯一私が信用できるネパール人ですよ」と別におしつけるわけではなく言ってた。
ま、住んでるあなたと、金持って旅行来てる
通りすがりの私とじゃ、そりゃ対応は違うでしょ、とは思ったけど。
自分でいい、と思って決めちゃったんだからいいや、3日間楽しもう!って気分を変えて。

でもひとつ、どうしても納得いかなかったのは、見積もった料金以外に「トレッキングパーミッション」として2000ルピーを取られたこと。しかも青いパーミッションカードを見せて、このお金2000ルピー(約3200円)と言ったわけ。
含まれてないの?と思いつつも疑いなく支払ったけど、よくよく考えたら私がトレッキングする方面はパーミッションは要らないはず。
ゲストハウスの人もそう言ってた。翌朝出発前にそのことを言ったら、モウサムは、そんなことはない、必要なんだ、と必死に言い訳。
「じゃあ、そのブルーのカードを私はもらえるわけ?」と聞くと
「もちろん」と答える。
絶対嘘ついてる、と思ったけどもーめんどーだよーと思ってそれっきり。
これ嘘だった。パーミッションは即日取れるわけないし、トレッキング中支払ったのは国立公園のEntry Feeの1000ルピー。
最初っからEntry Feeと言ってくれればいいのに、あの青いパーミッションカードを見せて2000ルピーと言ったのは大嘘。
というわけで、ツアーを決めたのは自分で誰のせいでもないからしかたないけど、今度からはちゃんとあちこちで相談してから決める!

で、その会社で会った女子留学生が、「さっき、観光で来てる日本人のおじいさんと会ってしばらく話したら、食事を一緒にしましょう、って言われたんで、一緒にどうですか?」と言ってきた。
そのおじいさんと、彼をネパールで面倒見てる旅行会社のネパール人夫婦も一緒。お友達も誘っていいよ、と言ってたし、とのこと。
今会ったばかりだけど、それは旅の出会いってことで、ご一緒させてもらうことに。

待ち合わせしているおじいさんが滞在してるゲストハウスに行ったら、旅行会社のネパール人・ビスタさんも来ていて、ちょうどテレビを変えさせているところ。
おじいさんは、NHKがちゃんと入らない、入らなかったらホテルを変える、と言ってる。

Rum Doodle」というお店へへタクシーで向かう。
このおじいさん,ネパールが気に入っちゃって何度も一人で来てるらしい。
補聴器つけてて耳が遠くて、耳元で大きな声出さないと聞こえない。
でもパワフルだよーこういうおじいちゃん。
あまりとりとめもない話をしつつ、通りすがりの私もゴチになってしまった。

女子留学生、まだ4ヶ月しかいないっていうのに、ネパール人と会話がちゃんとできていてこれまたすごい。
なんでネパールなの?なんていろいろ聞いてみたけど、しっかりしてるなぁ、いまどきの女子大生。

ホテル戻って7時。
日本では毎日うちに帰ってからごちゃごちゃやってるとあっという間に寝る時間、とか忙しいんだけど、旅行だとのんびり。
MD聞きつつ、本読んで、あ〜これも旅の醍醐味。

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