ハワイ島 〜マウナケア山頂サンセット&星空観測〜
4月27日(火)
最近は「街」よりも「自然」の旅が好きなので、GWは星空と溶岩と海の大自然に触れる旅ということでビッグ・アイランド ハワイ島に決めた。
JALのコナ直行があるにも関わらずホノルル経由の臨時便。ま、成田出発の時間が早くなるけど、京成線特急がすいてるからいいかな。
上司には27日は午後休します、とずいぶん前に言っていたんだけど、出発が早い便になってしまったので、なにくわぬ顔で「明日から休みま〜す」と前日言ったら、午前中は来るんじゃないの、と言われた。覚えててびっくり。全く気にすることもなく、「朝から休むことにしました〜」と平然と。
今回はダイビング機材も一式持っていくので荷物を2つに分けて1つは空港宅配することにしたので、いつもなら成田に行くまでに筋肉痛になるところ、今回は楽チンでした。機材入りスーツケースは26kg。
JALに確認したところハワイ便の機内預け荷物は32kg以内を2個まで。近々23kgに変更になるんですよとのこと。次からは少し減らさなきゃなのかな。
空港はGWで混んでるかと思ったらまだまだすいてて、早々とチェックインしてとりあえずごはんを食べる。
テロを警戒して検査が厳しいらしいという話は聞いていたけど、噂通りゲートの先で「くつ」の検査までされた。といってもスニーカーなので脱いだ靴の底とか中とかを見るだけなんだけどね。ご苦労さまです。
今回の飛行機も席にTVが付いてる。最初に海外旅行したことに比べると格段に機内での過ごし方が楽しめるようになってる気がする。いくつか映画メニューがあって「ラストサムライ」を見た。映画館で見た友達は 感動した!とか言ってたけど私はあんまり好きじゃない。お金払って見なくてよかったわ。
あまり眠れなかったけど7時間くらいでホノルル着。ここで2時間ちょっと待つことになる。何でもGW中で超混み状態だと2時間あっても足りないってことだったけど、まだ大丈夫。国内線のゲートで待っていたもののホノルル発の時間になっても何の動きもなく、どうやら飛行機も着いてない。な〜んのアナウンスもないまま1時間以上待たされてやっと出発。アロハ航空は自由席ってことで「左側」がおすすめというのをどっかで見たので陣取ったものの、窓際に座ったお友達は爆睡・・・意味ないじゃ〜ん(笑)。私に座らせて〜!
私は景色が見える移動の車中や機内なんかはもったいなくて眠れないたち。一人旅だと不安で眠れないっていうのもあるけど、それよりも貧乏性っていうか何ていうか・・・。ヨーロッパの移動なんかの景色は絶対日本じゃ見れないわけだし何か面白いものないかな〜なんて見てると眠ってる暇はないと思っちゃう。
ホテルロビーにあったかわいいランプ →
着いてから近ツリ係員に滞在中の説明を受けてホテルへ。13時チェックインのプランだったけど、11時過ぎにチェックインできた。かなり安いプランのロイヤルコナリゾートなので部屋は期待していなかったんだけど、まさにそのとおり(?)さみしい部屋だった。
かろうじてテラスから身を乗り出すと海が見えるからオーシャンビューとでも言えるのかもしれないけど、よく考えると北向きの部屋。部屋にいる間は常にエアコンは切ってたけど、ちょっと涼しい部屋でした。ま、仕方ない。
早速お部屋に入って着替えて少し休んでからランチ。ガイドブック見ながら行ったつもりだったんだけど実際はガイドブックには載っていないメキシカンのお店でランチ。道路をはさんでだけど海を見ながらの席。風が気持ちいい。ハワイの暑さにチリソースの辛さがいい感じ。
← 溶岩海岸(?)にひときわ目立ってたゴジラのような石。なんだこりゃ?!
お客さんも少なくてのんびりランチの後コナの街まで歩いてみた。地図で見ると遠いのかな、と思っていたけど10分くらいでお店が集まってるモールまで行ける。途中で空港から一緒に来たおば4人組を会って、「あそこのレストランおいしかったわよ〜、店員さんもかわいいし」なんて情報をもらった。4人組は40歳代くらいだと思うんだけど、私たちだってそう違わないんだけど、やっぱり完璧におばさんだった。何が違うって、まず体型。人のこと言えるような体型じゃないんだけど後姿がみーんなおんなじに見えるっていう感じの典型的おばさん体型なのよね。人の振り見て我が振り直せ!とは言いますが、気をつけよう!とこんなハワイに来てまで思っちゃいました。
そんなおばさん論はいいとして、コナの街はちっちゃくてすぐ歩けちゃう。お店はいろいろあるけど欲しいと思うようなものはないので、なんとなく見つつ端の方までたどり着いちゃう。ミネラルウォーターだけ買ってホテルに戻る。
部屋に戻る前にホテル内を散策してみたんだけどプールとちょっとしたラグーンがあって、ビーチっていうのはないみたい。
ハワイ島って砂浜が少なくて、ほとんどが溶岩流が固まったような岩場。水のきれいさはさすがだけど、ともすると日本海側みたいな雰囲気もあるかも。火サス風の断崖絶壁ってのもありそうだし。
部屋で一休みのお昼寝をしたあと、あらまもう夕食の時間。レストランはいっぱいあるのであちこちのぞきながら歩いていって結局はおば4人組みに薦められたお店に行ってみた。海沿いのテラス席は満席で奥まったところになっちゃったけど、店内は薄暗くていい雰囲気。
おばさんお薦めのシュリンプともう一品はお魚料理にした。料理法とお魚を選んで頼む。意外に、というかあたりまえなんだけど日本語が通じないので、とりあえず英会話実践って感じ。NHK教育の英会話で出てきそうな、「この料理法にあうお魚はどれですか?」な〜んて聞いてみたりして、結局アヒというお魚をミディアムレアでソテーしてわさびソースで食べるってやつにしてみた。美味でした。
ホテルの部屋ではすぐ隣のBARだかなんだかが深夜まで大きな音を出していてうるさかったんだけど、やっぱり初日は疲れててぐっすり眠れました。
4月28日(水)
今日は楽しみにしていた『マウナケア山頂サンセット&星空観測ツアー』。朝ツアー会社に確認の電話をしたら14:15ホテルピックアップとのことだったので、それまではホテルのプールでのんびりすることにした。が、しかし・・・何でも今日はホテルで水道工事があるとかで夕方まで私たちの泊まっている棟は断水するとのこと。シャワーを浴びられないってことなので、プールには入らないことにした。
白人さんってみんな日光浴好きみたいなんだけど、あたしたちはパラソルのある場所をキープして寝っころがる。今回も旅の友の本は内田康夫。読んでて、さてこれから話が展開していくのかなぁ、と思ったら終わってしまう。ん?と思ったら短編集だった。何か消化不良な感じ。
太陽を浴びるのは午前中のみ!ってことでお昼を前に早々と引き上げランチに出かける。
「ババガンプシュリンプカンパニー」、ここは映画「フォレスト・ガンプ」をテーマにしたレストラン。海沿いのテラス席にすわってとっても気持ちがいい。
昨日の晩もいわゆる“えびフライ”だったので、ボイルのえびを食べたい気分だったんだけど、頼んだ出てきたのはシュリンプバーガー。ま、いいか!店員さんがお薦めというカクテルも頼んだ。どうもお店を上げてのお薦めキャンペーンらしく他のテーブルでも頼んでる人が多かった。ラム酒ベースらしいんだけど、フローズンヨーグルト+ストロベリーってことで、全然お酒の感じがしなかったけど甘くて美味しかった。しかし量がすごいっ!
太公望ツアーの迎えは定刻に来てくれた。ドライバー兼ガイドはカートさん。車には夫婦、娘、息子夫婦という5人家族がすでに乗っていて後から4人グループが乗ってきて総勢11人。太公望としてはもう1台の車も満席状態らしい。GWということもあって連日予約でいっぱいらしく私も3週間くらい前に「残席わずか」って時にネットで申し込んだ。他にも同じようなツアーを催行しているところはあるんだけど、一番最初にこうしたツアーを始めた会社ってことでここを選んでみた。一人150ドルはちょっと高いけどね。
コナの街をぬけ島の北の方に向かう。海沿いから内部に入るとそこはパーカー牧場だそうで、牛や馬なんかものんびりしてる。島の何十%かがパーカー牧場ってことで日本で考える牧場とは規模が違う。別に柵で仕切られてるわけじゃないし。
車中ではカートさんがカメハメハ大王の話とかパーカーさんの話なんかをしてくれてなかなか興味深かった。途中、めったに見られないというふくろうに会えた。昼間活動するふくろうもいるんだぁ。カートさんも見るのは今年8回目とのこと。私は野生のふくろうを見るのはもちろん初めて。他の鳥に比べて頭が大きくて3頭身って感じ。
だんだん標高が高くなっていくので、まわりの山があまり高く感じない。最初着いたのはオノヅカセンター。だいぶ寒くなってきてフリースを着る。ここは事故を起こした「チャレンジャー」に乗っていたハワイ出身の宇宙飛行士オニヅカさんをたたえて名前が付けられているらしい。これでサンセットを見に行く4000Mの高さに身体を順応させるためにここでいったん休憩。ツアー会社からお弁当が配られる。しゃけ弁だった。お昼をゆっくりめにしっかり食べてきてしまったのであんまりお腹がすいてなかったけど。ここではいろんなツアーで来てる人たちが休憩していた。圧倒的に日本人が多くてみんなお弁当にお味噌汁っていう夕食をとっている。
ここでは「銀剣草」という植物が見られる。葉っぱ(?)が銀色してるんだけど、人間が触れると死んじゃうっていうんでしっかり保護されていた。
サンセットの時間にあわせるように車で山頂に向かう。途中で何回か車を降りて写真撮ったり。上には各国の天文台がある。建物の形もさまざまでカートさんは、峠の釜飯・電子レンジ・・・とか勝手に名前を付けてるんだよ、といろいろ教えてくれた(けどもう忘れた^-^;)
いよいよサンセットを見る場所に到着。ここではもう借りた防寒着を着ても寒いくらい。遠くにマウイ島も見える。山頂から見下ろすとそこは一面の雲海。雪みたい。海に沈む太陽、山に沈んでいく太陽、地平線に沈む太陽、いろいろ見てきたけど雲海に沈む太陽は初めてだった。夕日の色が雲を照らして今まで見たことがない景色。頭の中は、ごく一部で名曲と言われている「終わらないサンセット♪」が流れてるんだけど歌詞分からなくてさびが回るだけ。あっ、あたしこの曲嫌いなんだっけ…と思い出して歌うのやめた。
太陽が沈みきった後車に乗ってさっきのオニズカセンターまで戻る。山頂から下りている分ちょっとだけ暖かく感じるけどそれでも寒い。ホントにハワイにいるんだっけ?って思っちゃうくらい。ここで3台の望遠鏡をセッティングしてくれて星空観測。今日は半月なので明るくて、見える星の数は減っているとのこと。双眼鏡では、木星、金星、土星ほか いっぱい見せてくれた。土星のわっかや木星の縞模様を生まれて初めて見た。ホントにわっかがあって縞模様なんだ、本といっしょ〜と子供のように喜んでしまった。
星座の見つけ方、いろんな話も聞けて断然星に興味が出てきた。今見えている星は実はもうずっと昔に消えてなくなっているんだよ、地球は太陽からの距離とかすべてが理想的で人が住めるんだよ、太陽にも寿命があってずっとずっと先には燃え尽きちゃうんだよ、なんて話を聞きながら地球に生きてるなんて奇跡的なんだな〜とか、人間の一生なんて宇宙に比べたら点にもならないんだなぁなんて事を考えたりした。
さすがに外にずっといると身体が冷え切ってきてしまいおしまい。車で送ってもらってホテルに着いたのは10時半を過ぎていた。150ドルは高いけど、見たことのないものを見られたりいろんな話を聞けたり、さらには新しい趣味にも発展しそうでとっても有意義な時間を過ごせました。
「最近空を見上げていますか?」って言ってた人がいたな〜なんてこと考えながら東京戻ったらベランダから星空を見上げてみたいな〜。