巣鴨&六義園 散策

2004年11月13日(土)

六義園

「散歩の達人」シリーズ、今回はおばあちゃんの原宿・巣鴨と、紅葉にはちょっと早いけど六義園を散策しました。

理由は…
K2会報vol.98の巻頭インタビューで、巣鴨と六義園を散歩していたから。
“歩幅の大きさ”を現場検証しつつ同じ構図で写真を撮る大急ぎの散策。


JR巣鴨駅に10時集合。
風は冷たいけど秋晴れ快晴、太陽が出てるとぽかぽかあったかい陽気で、散歩日和。

駅前の交差点を渡り、巣鴨地蔵通商店街入口へ向かう。商店街入口にたどりつくまでに、すでに路上では、ババシャツやら売ってる露天がたくさんある。これは誰がどのように着るんでしょうか?という地味そうだけどすげ―派手!みたいな服も並んでたりする。
商店街は10時から開店するのかなぁなんて心配してたけどそんなことは心配無用、おばあちゃんたちはみんな朝早いのです。すでに人でいっぱいの賑やかな商店街でした。

すぐに撮影箇所発見。構図決めをするため道路の真ん中でうろうろしてたら、車が入ってくる。この商店街は車通行止めにはなってないんですね。車の往来に注意しつつ1枚目撮影。

  商店街入口オリジナル 商店街入口まねっこ   

地蔵通りは初めて歩くんだけど、ホントにいろんなお店がいっぱい。和菓子、おせんべい、漬物、お茶、漢方薬局とか。洋服屋さんはみんなおばあちゃん向き。真っ赤な下着が所狭しと並んでる洋品店とかね。

ぶらぶらしつつ「健康アイス」の食べられるアイスクリーム屋さんを探したんだけど見つからず夏だけなのかなぁと思って歩いてたらすぐに「とげぬき地蔵尊(高岩寺)」に着いてしまった。

まず手を清め、“おたきあげ”で煙を浴びて、さて「洗い観音」と思ったら、あらま、長蛇の列。
列に並ぶ前に境内で参拝。“十分ご縁がありますように”とチケット運を祈願する。健康も。
「洗い観音」の列に並んだら、すぐ横で健康グッズを売ってる人が、洗う用の手ぬぐいを売ってまわってる。ちっちゃいミニタオル\100。すごいぼったくりだと思うんだけど、観音様に叱られないんでしょうか。とはいえ、洗うものを持っていないので購入。いちおう濡れたタオルを持って帰る用にビニールパッチン袋つきでした。
観音様を洗う番がきた。病気や痛いところを洗うといいらしいので、肩とか胃とかをちゃんと洗いたかったんだけど、写真の構図を気にして観音様の喉元をひたすら洗う。何人もが同時に洗ってるのでなかなかいい写真撮れず。
しかしみなさんかなり貪欲と言うか、全身をくまなく洗ってるんですよね。おばあちゃんもおじいちゃんも、子供を連れた若い夫婦も。

おたきあげ・本物 おたきあげ・まねっこ   洗い観音・本物 洗い観音・まねっこ

健康ソフト「とげぬき地蔵尊」は地図では商店街のまだまだ五分の一のところだったんだけど、予定時間をオーバーしてたので、商店街散策はあきらめ次の「六義園」に向かうことにして商店街の入口に戻ろうとしたら、アイスクリーム屋さん発見。ここではもちろん、よもぎ・はと麦・ぽれい全部入りソフトクリームを買う。味はよもぎの味がして甘すぎず美味しかった。でもふと口の中が「草」の味になる瞬間がある。青臭いって言うかなんていうか。健康には良さそうだけど。

商店街でお土産用に名物しお大福を買って、「六義園」に向かう。

地図では「六義園」までは近いんだけど、「六義園」が広いため正面入口までが遠い。入口にやっとたどり着いて\300払って園内へ。秋の紅葉シーズンなので、結構人が多かった。年齢層高め。

お抹茶と和菓子広い池のまわりを散策。なんとなく金沢の兼六園に似てる感じ。きれいな緑がところどころ紅葉しててキレイ。
池にはコイや亀がいっぱい。これはミドリガメなのか?とよく分からないけど眺めてみる。
人が近づくとえさをもらえると思ってなのかコイ達が口をぱくぱくさせて集まってくる。この光景どっかで見たことが…と思うけどそれはまさに、ライブ中ピックやタオルを投げる吉川晃司に群がるファンの姿に似ている。
コイの振り見て我が振り…直せません(笑)。

「吹上茶屋」でお抹茶と和菓子(\500)をいただく。きれいなお庭を眺めつつのんびりお茶をいただくなんて、かなり贅沢な気分だわ。


  吹上茶屋・本物 吹上茶屋・まねっこ ここから吉川が見てる景色がこのページのトップの写真です。

やたら烏が鳴いている。烏はすごく近寄って来るんだけど、都会の烏だからかやたらにでかく毛並みは黒光りしてる。くちばしも長くてつっつかれたら怖いよなぁって感じ。

後ろ姿・本物 後ろ姿・まねっこ  門・本物 門・まねっこ

撮影場所を全部は探しきれなかったんだけど、午後から用事もあってタイムアップ。
15カットのうち、9カット撮影成功、4カットは場所は確認できたけど人がいて写真が撮れなかったりカメラの性能のせいで上手く撮れなかったり。2カットは場所を確定できず。
10時スタートで12時半終了、約2時間半の散策は、散歩というよりもかなり大急ぎの撮影大会という感じでした。

「六義園」っていうのは会報を見るまで知らなかった場所なんだけど、なかなか良い場所だったので、また行きたいなと思います。今年は11月19日から28日まで紅葉ライトアップするらしいので、それもキレイかも。

『六義園』(りくぎえん)東京都文京区本駒込6‐16‐3   入園料:一般300円 65歳以上150円
五代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳沢吉保が1702年に築園した和歌の趣味を基調とする「回遊式築山泉水」の大名庭園。

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