下呂温泉
ついでにサバンナナゴヤ
2006年7月16日(日)〜17日(月)
これを“おっかけ旅”のカテゴリーに入れてしまうのは納得いかないくらい、温泉と美食に酔いしれてきた下呂温泉ツアー。
でも温泉につかりながらも、明日のライブを思うってのは、やっぱり“おっかけ旅”
7月16日(日)
名古屋は日帰り圏内。ライブのたび毎度毎度往復交通費かけて日帰りってのももったいないしなぁ、ってことで、今回は連休ということもあり前のりして下呂温泉へ。
名古屋のついでに下呂温泉と思ったけど、名古屋からは意外に遠くて特急で1時間半。東京を出てから約3時間半で下呂温泉到着。
名古屋から特急ワイドビューひだに乗ってるとき、外は雨模様。山にかかる靄が、旅に来た!って気持ちを盛りあげてはくれるけど、やっぱり雨は・・・。
やはり吉川が雨オトコなんじゃなくって、私たちが雨オンナなんだ、きっと。
無駄遣いはしないけど、無駄じゃないお金には出し惜しみしないってことで、着いて早々のランチは飛騨牛って決めてた。
駅前の観光案内所に行ってみたら、ネットチェックしてた『吉洋』というお店の案内もあったので、すぐ電話して席を予約。タクシーで向かう。
町からちょっと山に登ったあたりにきれいなお店。
カウンター席もあるんだけど、個室に通され、ふつうのおうちにお邪魔してるような落ち着いた感じでした。
メニューは飛騨牛が200gからのグラム売り。タン塩も食べたかったので、何グラムにするか、ってのが悩みどころ。
200gは女性一人分くらいってことで、足りなかったら追加すればいいよねぇということで、200gとタン塩1人前。そしてご飯セット。
目の前に炭火焼がセットが用意されて自分で焼く。
これがーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、美味。
生でも食べられます、と言われたので、お肉の周りにうっすら焼き目をつける程度で、口にほおばるとじわぁ〜っとお肉の香ばしさと甘みが広がる。
エセベジタリアンの私、肉っぽい味(肉汁ってやつ)があまり好みじゃないが、広がる旨みは肉々しくなくってこれならいっくらでも食べられる。
素材が良いと、なーにもしなくてもいいってこと。
やっぱご飯でしょう、と白いご飯もすすむ。日本人でよかった。
タン塩も、ネギを巻き、粗引き胡椒とレモンをしぼって、さっぱりしてて美味しい。
いやぁ〜シアワセ。
見た目では足りないかな、と思ったけど、意外に満腹。
シメにデザートもいただき、大満足のランチになりました。
吉洋◆下呂駅からタクシーで880円。 飛騨牛200g(野菜付き)、タン塩一人前、ご飯セット(サラダ、お味噌汁、デザート付き)×2人分で、8920円 |
タクシーを呼んでもらい、そこから本日の宿、『湯之島館』へ。タクシーの運ちゃんも、「「吉洋」をどこで知ったの?飛騨牛もピンキリだけど、あそこはトップクラスだからね。美味しかったでしょ。」と大絶賛。
『湯之島館』は昭和天皇、今の天皇が宿泊されたという由緒ある旅館。本館、別館などなど広い敷地にいくつかあるんだけど、私たちは本館で外観は古い趣ある宿。
通された部屋は「乙女の間」(申し訳ないっ!!)。古いと言ってもお部屋はキレイ。広い上、角部屋になるので、明るい。
目の前にはまっすぐ伸びた木々が迫力。
お風呂も同じ本館にあるということで、便利そう。
お茶飲んでのんびりしてから、探検。
いくつかの建物は中でつながっていて、他のお部屋を覗いてみると、お部屋に温泉がついていたり、高層階で下呂の街が見渡せたりと、いろいろ。
値段もいろいろみたい。
宿周りを散策できるというので、外に出てみた。まわりは林で森林浴風なんだけど、中は蚊がぶんぶん・・・小雨も降ってきて、すぐ退散。
お食事前にお風呂に行ってみた。
大浴場+露天風呂ってのが2種類あって、深夜に男女入れ替わるから、夜と朝で2回入れば、2箇所楽しめるってこと。
まだ明るいうちからの露天風呂は気持ちいい。
最初は独占って感じだったので、露天風呂でさえ泳げちゃうくらいだったけど、団体おばちゃんたちが入ってきたところで出ることに。
お肌すべすべ。
さてお食事は・・・
ランチでかなり満腹になったのに、目の前に出されると食べられてしまう。すごい胃を持ったことに感謝。
今日はお友だちのお誕生日。
いつもはいっぱいの仲間たちでサプライズなんだけど、今年はひとりっきりでさてどうしよっかなぁ、と思い数日前に旅館に相談。
ケーキ用意できます、と言われたけど、食後にケーキは多分無理と思い、フルーツ盛り合わせをお願いした。
電話で話したおじさんはあんまり要領得ず不安だったんだけど。
そして、食後出されたフルーツ盛り合わせが・・・
これ?
えええええ、こっちがサプライズだよーーーーー、と思ってたら、次に出されたのが、
よかった。。。それらしくなった。
でももうちょっと、花火がパチパチするとかバースデーっぽくしてくれるとも盛り上がったんだけど、老舗旅館にサプライズは無理なのか?!
満腹で動きがとれず、テレビ見ながらだらだらして、深夜もう一回お風呂へ。
暗くなってからの露天風呂もまた風情あってよかった。
さて早起きして朝風呂だぁ!
7月17日(月)
だらだら遅くまで起きてたくせに早起き、「サバンナの夜」で目覚め。外は雨の音。
朝食はゆっくりめにお願いしてたので、朝風呂に行く。
昨晩とは違うお風呂なんで楽しみだったんだけど、露天風呂に出ようとしたら、大雨なんですけど・・・。
ほんの数歩、お風呂まで冷たい雨に打たれ、お湯に入っても目を開いていられないくらいの雨で、修行のような露天風呂に根性なしの私は早々あきらめる。
これって温泉の源泉度(?)下がっちゃうだろうに。
しかし朝風呂は気持ちいい。
しかもお部屋に戻れば、お布団は上げられているし、朝食の準備はされてるし、極楽極楽。
旅って、ごはんの支度しなくていいとか、お風呂掃除しなくていいとか、そういうことが私にとっては非日常でひっじょーーーーに嬉しい。
あれほど食べつくしたってのに、朝になればお腹がすく。普段朝ごはんは抜きがちなんだけど、こんな時はしっかり食べる。
チェックアウトまでこれまたまったりー。
雨が降ってなかったら合掌村とか観光するつもりだったけど、雨も強く足元やばそうなんで、今回はあきらめこのまま名古屋へ向かうことに。
チェックアウト11時ぎりぎりまでゆっくりして、宿のバスで駅まで送ってもらう。
駅前でお土産とかのお買い物。
12時半ごろの特急で名古屋へ。ここでちょっとケチって指定じゃなく自由席にしたんだけど、とりあえずは席に座れて名古屋までは睡眠時間。
名古屋ではいきなりランチ。食べてばっかり・・・。
食べ過ぎの感があったので、かるーく「味噌煮込みうどん」にする。決して軽くはないんだけど。
有名店が2店あるらしいんだけど、名古屋駅の高島屋に入ってる『山本屋総本家』へ。30分待ちってことだったけど、急ぐわけではないので、番号札もらって待つ。何だか名古屋ってやたら順番待ちってのが多いような気がする。
味噌煮込みうどんは、私の持っていたイメージとは違ったけど、それでも完食。味が濃くて白いご飯が欲しくなった。。。おなかいっぱいで食べられなかったけど。
ゆっくりランチのあとは、ライブ会場のある金山駅へ向かう。
ライブまでお茶して時間をつぶす。ここ2日、和食三昧だったので、コーヒーの味が懐かしかった。
温泉のついでに行くライブにはトラウマありで不安でしたが、今回は行った甲斐ありのライブでした。
「味噌カツ弁当」とビールを買い新幹線で帰京。
何だか食べてばっかりの旅。
美味しいもの三昧の上、温泉とライブありで、充実の2日間。
いいねぇ、温泉。吉川も。
湯之島館◆本館、ネットでは満室だったところをオバ問い合わせの結果、予約成功。山の中腹にありまわりは静か。古い趣ある旅館。露天風呂2箇所。食事時のビール2本(750円×2)を加え、支払い総額48000円(二人分) |