雨の中、下町・深川を歩いてみた。

2004年9月26日(日)

公園のかっぱ

去る夏を惜しみつつ下町を散策する。何て粋な趣味なんでしょう。「散歩の達人」はあちこち散策する。

ホントの理由は…
幻冬社の「BARFOUT!」10月号に、“夏の午後、吉川晃司と下町・深川を歩いてみた”という記事があった。
やっぱ行っとく〜?!ということで、秋の入り口9月末の雨降る中、こんなことでもなければ足を踏み入れることがなかった下町・深川に出かけてきました。「BARFOUT!」と「でっか字東京23区便利情報地図」(昭文社)を持って。

下町散策と同じ場所で写真を撮ること。どっちがホントの目的なんだ?


Kちゃんと11時半待ち合わせの予定だったけど、朝からの雨が全然やまないので、1時間遅らせて12時半に変更。雑誌では<東京都現代美術館>からスタートしてたけど、これって単に駐車場に使っただけじゃないの?ってことで私たちは住吉駅から出発。初めて降りた半蔵門線・住吉駅は、何だかとっても地下深くにある駅でした。

横十間川親水公園。晴れてれば散策コースとしてはとっても良さそうなんだけど、残念ながら外は雨。こんなのが近所にあったらやっぱりお散歩したいよなぁと思うようなところ。
まずは雑誌の写真のカッパのブイ?を探しつつ散策。なんだかあっちこっちにカッパがいるんだもん、わかんないや〜、と思っていたら突然発見!

   オリジナル・カッパと吉川  まねっこ・カッパと私  

このまま川沿いに歩いて行く。ボート乗り場もあったりして、ホント晴れてたらなぁ。残念。
仙台堀川と交差するところがあって、直感的に仙台堀川の方に曲がってみたら、これまたどんぴしゃ!2ヶ所め発見。石が雨で濡れてるので座れず。

オリジナル  まねっこ

まだ雨は降り続く。

せっかく深川に来たんだから雑誌には関係ないけど深川丼を食べなきゃということで、富岡八幡宮の境内にあるという『深川宿』(八幡店)に行ってみた。『深川宿』は有名店らしく本店は時間をずらさないと入れないくらい混んでるらしい。お店に着いたのが2時くらいだったので、お店には10人くらいのおじおばの団体さんと、地図片手に散策途中の女性、おばさま三人組、という感じ。
“みそ仕立てのぶっかけどん”<深川めし>と“炊き込みご飯”<浜松風>の両方をちょっとづつ楽しめる<辰巳好み>(\2,100)にしました。
ぶっかけめしは味が濃かったけど、あさりたっぷりで美味しかった。デザートにくずきりもつく。さっぱりしてておいしい。

辰巳好み  くずきり

『深川宿』(八幡店)富岡八幡宮境内、鳥居をくぐってまっすぐ左横。
◆メニュー◆深川めし<みそ仕立てのぶっかけどん>\1890◆浜松風<あさりの炊き込みご飯>\1890◆鳥千鳥<あさりの卵とじどん>\1890◆辰巳好み<ぶっかけどんとたきこみごはんのミニ丼セットにくず切りを添えて>\2100◆深川点心<お抹茶・お菓子・前菜・お刺身・焼き物・蒸し物・食事(深川丼か浜松風)>\3800

食事のあとは、とりあえず富岡八幡宮でお参り。で、写真撮影会のつづき。
八幡宮のすぐ近くにある旧弾正橋(八幡橋)へ。のら猫にえさをやってるおばさん(もしかしたら野外生活の方?)がいたけど、写真に映ってる猫ちゃんはいなかった。

オリジナル・八幡橋 

まねっこ・八幡橋   

◆うんちく◆八幡橋は東京で最初に架けられた鉄橋。長さ15.2メートル、幅2メートル、元は京橋区(中央区)の楓川に架けられていたもので昭和4年に移設。現存する鉄橋としては最古に属するもので、菊の紋章にある橋としても有名。独特な構造手法を用いて施工してあり、技術史の上でも価値の高い橋である。

最後は珈琲屋さん<江戸深川珈琲店舗>。ここは豆を売ってるお店で、中にテーブルがちょっとあって珈琲が飲めるようになっている。お店の奥では豆を挽いたりパック詰めしてたりする作業台があってダンボール箱も置かれててちょっと雑然とした感じ。いちおうお薦めというブレンドを頼んでみる。ちょっと酸味があったけど美味。これで350円って下町っぽいお値段でした。

珈琲・吉川  まねっこ・珈琲

◆江戸深川珈琲店舗◆江東区冬木6-18

12時半に住吉駅を出発し最後の珈琲屋さんを出たのは16時半。ランチとお茶する時間を除けば約2時間半くらい歩いたかな。「BARFOUT!」では、最後は月島の隅田川ほとりでフィニッシュ、ってなってたけど、月島まで徒歩では遠いので今回は断念。今度お天気いい時にもう一度チャレンジしよう。

しかしこうして写真を並べてみると、いったいあたしたちは何やってるんでしょ?!いつもこんなことばっかりしてるような気もするが・・・・・・気にしないことにしよう。これってきっとたぶん、ファンの基本なんだろうから。他に同じことやってる人は必ずいるはず。

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