阿嘉島ダイビング
2005年5月26日(木)〜29日(日)
去年の冬は、もういっこの趣味の方が忙しくて、ダイビングする時間が取れなかったので、去年11月の宮古島以来 約半年ぶりのダイビング。
期間限定のANA【いっしょにマイル】で10000マイルで沖縄往復できる(同行者も往復20600円でお得)というので、お友達を誘って阿嘉島へ。阿嘉島は那覇の泊港から高速艇で50分のケラマ諸島にある島。高速艇が5月30日からドック入りするというので、そのぎりぎり手前の日程で行くことにしました。
5月26日(木)
11時55分発のANA。阿嘉島へ行く高速艇の二便に合わせて、ちょっと余裕を持った時間の便を予約。
ちょうどお昼になるので、空弁を買って飛行機に乗り込む。ANAのサイトで客室乗務員が選ぶ空弁ベスト5っていうのがあって、そこで選ばれてたアナゴ丼にしました。行きは、非常口のところの足元の広い座席が取れてたんで、楽チン。
那覇に着いてから阿嘉島行きの高速艇の時間までは2時間もあるなぁと思ってたんだけど、飛行機の出発が遅れ、那覇に着いたら3時過ぎ。港(とまりん)までバスで行こうと行き方を調べてたんだけど、余裕がなくなってしまってタクシーで向かった。タクシーなんて贅沢なんだけど、沖縄って初乗り450円なのでずいぶん安く感じる。
1230円で着きました。
阿嘉島へは「クィーンざまみ」という高速艇で行く。フェリーでも行けるんだけど、ダイバーだっていうのにすぐ船酔いしちゃうのでフェリーはダメ。
4時に出発して約50分で阿嘉島到着。港には今回お世話になるシーサーからお迎えに来てもらってて車で宿まで。一緒の船で到着したのは3歳のお子ちゃまが一緒のご夫婦でした。
宿は3階建てで15,6室くらいかな。あちこちでダイビングしてきて、宿とダイビングサービスが一緒の方が何かと便利だなぁと思ったので、今回はここにした。部屋はユニットバス付きツインベッドの一見洋室なんだけど、押し入れがあって、以前は和室だった?って感じの部屋。広くはないけど、不便はない。テレビもちゃんと映るし。
今日は移動日で何もすることないので、6時からの夕食に、待ってましたとばかり食堂に行く。
3泊したんだけど、ここのご飯はホント美味しかった〜!!!
おさかなづくしで魚好き(食べるのも見るのも)な私にとっては大満足の大贅沢な食卓でした。
食後に夕陽を見に出かけてみたけど雲が厚くて・・・明日晴れるかなぁ。
ごはん食べたら もうすることないので、明日にそなえて寝るだけ。 ご飯作ったり後片付けしたりしなくていいって、シアワセ。
5月27日(金)
昨夜見た天気予報では、梅雨らしく雨と曇りのマークだったけど、朝おそるおそるカーテン開けたら、薄日が射して雨は降ってなくていい感じ。
阿嘉島にはパン屋さんってのはないので、パンはこの宿で焼いてるということで、朝食は焼きたてパンでホカホカしてた。
阿嘉島はポイントまでが10〜15分と近いので船に酔わずにすみそう。
チームはご夫婦と私たちの4人。久しぶりなのでセッティングの仕方を忘れてる。やばい。
海に飛び込んだ途端うまく呼吸が出来ずちょっとだけパニック。いつものことだけど。浮いたまま呼吸を整えてあせらないようにして潜降していく。潜ったほうが呼吸は楽になっていくんだってことを思い出した。
ヤカラ(阿嘉島) 水温:24.6℃ 最大水深:15.2m 潜水時間:48分 根がいくつかあってそこにお魚がいろいろ。 |
いまやダイバー以外にも有名なクマノミはあちこちにいっぱい。ついつい写真を撮っちゃうけど、ニモ(カクレクマノミ)はすぐ隠れちゃうんでなかなか上手く撮れない。
上の写真はピンぼけだけど、今回一番のお気に入りはモンガラカワハギちゃん。柄もいいし、動きもかわいかった。
ダイビング後半はちょっと寒かった。やっぱり24℃台だとまだちょっと寒いのかなぁ。
お魚いっぱい見られて気分よく終われるはずが、安全停止でいっきに波酔い状態になる。う〜早く上がってくれーーー!!!と内心思いつつじっとロープにつかまって待つのがツライ。
いったん宿に戻ってお昼休み後に2本目。こういうペースが嬉しい。
部屋でシャワー浴びて、11時半からランチ。午後は12時40分出発なので、それまでゆっくりできる。
今日の高速艇一便で到着した人たちも午後から合流して、2本目は6人で1チーム。
儀名(阿嘉島) 水温:24.6℃ 最大深度:13.4m 潜水時間:46分 お魚いっぱい!!海亀(大・小)にも遭えた。 |
海亀を見た。よくあちこちで海亀に会えるポイントってのがあるんだけど、海亀ってじっとしてたら岩みたいじゃん、と思ってあんまり興味なかったんだけど、ここではわりと近くから飛び立つっていうか泳ぎだすのを見れた。でっかかった。
2匹見たんだけど、1匹は、甲羅がかゆいらしく(?)岩にごしごし身体をこすりつけてた。ログ付けの時みんなで話してて、甲羅がかゆいってことはないんじゃない?ってことになって多分甲羅の中がかゆいんだけど手が届かず甲羅をこすりつけてたんじゃないかという結論。
靴の上から足をかく、みたいな感じ。そんなことってあるか?!
2本終わって、私たちは本日終了。3本目潜る人もいましたが。宿に戻ってシャワー浴びてまたまたまったり。せっかくなんだから3本目って話もあるんだけど、いつも2本で限界。早く着替えて楽した〜いって思っちゃうんだよね。
ダイビングってそれほど体力使ってないと思うんだけど、お腹はすく。夕食まで待てず、お菓子を買いにお散歩。○○商店とかいうちっちゃいお店で甘いものとしょっぱいものを買って、部屋でお茶を飲みつつごろごろ。会社休んでこういうことしてるときこそ、シアワセを感じる。
6時からの夕食、今日もすごく美味しかった。
8時からみんなで集まってログ付け。みんなデジカメで撮ってるから、その場で名前とか確認したり。私が気づかなかった魚も多い。だいたい派手な柄とかじゃない限り、魚の違いってのにあんまり気づかないので見逃しがち。
別のチームに100本記念の方がいて、ケーキでお祝い。おすそ分けでいただいた甘いケーキがこれまた美味しかった。もちろんこれも手作り。 今日も早寝。
5月28日(土)
朝カーテン開ける前に雨の音。やっぱり梅雨だぁ。
宿でウェットスーツを着て行くんだけど、着てるとき雨に降られ寒いし何だか暗い気持ちに。
軽トラックの荷台に乗せられて港へ行く時、ダイビングやらない人からしたら、何でこんな雨の中・・・とか思うんだろうなぁ、としみじみ思う。しかもみんな顔が暗い。どうせ潜れば濡れるんだけど、雨に濡れるのはイヤなんだよねぇ。
ボートに乗ったころには雨が止んでた。 今日のポイントはさらに近くて約5分。うれしいねぇ。
安室魚礁 水温:24℃ 最大深度:15m 潜水時間:48分 さかないっぱい。 |
魚礁ってだけあって、ここも魚がいっぱい。
サンゴが広がっていて、うまく中性浮力をとらないといけないんだけど、やっぱり、ずずず〜と沈んでいって・・・大事な自然を破壊してしまった。
安定しないので写真もうまく取れず。ダイビング上達しない。
水温は昨日より冷たいので長く潜ってるとさぶぅい。
やっぱり最後の安全停止でかな〜り波酔い・・・。吐く寸前。
昨日と同じくいったん宿に戻ってランチ。波酔いしたくせにお腹はすくもんだから、カレーライスをしっかり食べる。2本目で、万が一吐いたらカレーの匂い充満で一発でまわりにバレるな、これは。
佐久原奇岩 水温:23.8℃ 最大深度:15.2m 潜水時間:54分 地形も楽しみましょうってことで、岩の間とかすすんだり。 |
一緒の潜ってるご夫婦はウミウシ好きなので、結構いろいろ発見してくれてミクロの世界も楽しめました。
5月29日(日)
朝のうち一瞬曇ってたけど青空も見えてきて、今日ダイビングする人はなかなか良いコンディションみたい。器材を荷造りしてたら汗だくになる。
船が10時20分なので、チェックアウトを済ませてそれまでちょこっとお散歩。宿のすぐ前の海辺にはキレイな貝殻と珊瑚のかけらがいっぱい。海のエメラルドグリーンもきれいで、こういうところに住んでたらなんか心も広くいい人になれそうな気がした。東京人はアクセク働き嫌なことも多しなぁ。まぁどこにいても嫌なことはあるんだろうけど、ようは気持ちの持ちよう・・・とか何とかいろいろ考えちゃったりしたけど。
宿のバンで港まで送ってもらう。港にはシロの像ってのが座間味島に向かって立ってる。阿嘉島は映画『マリリンに逢いたい』の舞台になっていたらしい。阿嘉島から座間味まで海を泳いで逢いに行く、なんて感動話のようだけど、宿の人の話だと、阿嘉島にはシロ1匹しかいなくて、メス犬に会いたくて本能のまま海を渡ったんじゃないかって。あ、そうっ!
宿の人に見送られて時間とおりに船は出発。船の見送りってなんだかせつないなぁ。
帰りの飛行機は、2週間前に予約したとき、希望の便がとれてなくって15時台のだったんだけど、空港で2便前のに変更してもらえて、早々帰ってこれた。
今回の旅、マイルで行ってるので飛行機代は0円で、合計でも4万円ちょっとで3泊4日4ダイブ。のんびりゆっくりでお得で大満足の旅。お魚もいっぱい見れたしね。
宿のごはん。手作りデザートもあって充実の夕食でした。
ツアー情報 飛行機:ANA【いっしょにマイル】10000マイルで連れは往復21400円(諸費用込み) 宿・ダイビングショップ:シーサー阿嘉島 <ネット予約(早割)で、1泊2食2ダイブ=13440円、1泊2食=6825円> クィーン座間味:往復5230円 |